(2005年12月2日更新)
第21回(2005年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
細川 速美 | オムロン株式会社
技術本部
先端デバイス研究所
SPICA推進グループ
グループ長 主幹
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「ポリマー光導波路の開発と実用化」
ナノインプリント(複製)法の加工精度、平坦性を高めることで低損失のポリマー光導波路を作製する技術を開発し、金型を利用する光導波路の大量生産、低コスト化に道を拓いた。適用対象として光アクセス系用光部品、情報機器内の光配線を推進するほか、今後バイオ分野での光計測、光インターコネクション等への展開も有望であり、光産業の発展に対する重要な貢献と認められる。
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受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
グ ル | プ |
増原 宏 | 大阪大学
大学院工学研究科
電気電子情報工学専攻
教授
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「フェムト秒レーザパルスによる蛋白質の結晶化」
レーザーアブレーションの分光学的研究及び分子論的メカニズムの研究と、低過飽和溶液中での有機結晶核の発生制御研究の成果に基づき、高出力フェムト秒レーザパルスを蛋白質溶液に集光することにより結晶化を図る全く新しい方法を考案し、蛋白質の高品質な結晶化に初めて成功した。人の遺伝子解明はほぼ終了し、多様な蛋白質の構造解析・機能の解明が焦眉の問題となっている現在、本研究はレーザーのバイオ応用に新たな道を開拓しており、蛋白質の結晶解析を通じて生命科学分野に大きなインパクトを与えている。
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佐々木 孝友 | 大阪大学
大学院工学研究科
精密科学・応用物理学専攻
教授
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森 勇介 | 大阪大学
大学院工学研究科
精密科学・応用物理学専攻
助教授
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細川 陽一郎 | (独)科学技術振興機構
戦略的創造研究推進事業
研究員
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第20回(2004年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
グ ル | プ |
清水 義則 | 日亜化学工業株式会社 第二技術部 技師長 |
「白色発光ダイオードの発明と実用化」
青色LEDチップ上に広波長域発光スペクトルを有するYAG黄色蛍光体を塗布した高効率・高出力・高演色性の白色発光ダイオードを開発し、携帯電話を含む液晶表示装置のバックライト等の巨大な新市場を短期間に創出した。色温度の制御も可能であり、高効率固体照明光源としての可能性も示し、性能的にも常に世界をリードし、経済社会的影響がきわめて大きく、光産業発展に多大な貢献をした。
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阪野 顕正 | 日亜化学工業株式会社
事業企画部 生産管理部 課長 |
野口 泰延 | 日亜化学工業株式会社
第二技術部 第三課 課長代理 |
森口 敏生 | 日亜光デバイス株式会社
製造部第二課 課長 |
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
グ ル | プ |
関田 仁志 | サイバーレーザー株式会社
代表取締役 社長 |
「フェムト秒固体レーザーおよび深紫外光発生固体レーザーの実用化」
フェムト秒固体レーザーおよび深紫外光発生固体レーザーにおいて、高安定化レーザー共振器、光ファイバー接続、励起半導体とQスイッチの連動、自動制御機構の技術確立により高安定・長寿命・高出力を実現し、産業用に容易に利用可能なメンテナンスフリー性を高めた産業用レーザー装置を実用化し、それらの産業応用拡大に貢献した。
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住吉 哲実 | サイバーレーザー株式会社
取締役 副社長 |
高砂 一弥 | サイバーレーザー株式会社
開発部 光技術課長 |
佐久間 純 | サイバーレーザー株式会社
研究所 主席研究員 |
第19回(2003年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
グ ル | プ |
筒井 哲夫 | 九州大学
大学院理工学研究院
教授 |
「有機EL(electroluminescence)に関する基礎研究及びその実用化」
有機ELに関して、多色発光を実現する正孔輸送層/発光層/電子輸送層から成るダブルヘテロ構造の提唱と動作機構の解明、高効率を実現する燐光材料の提唱と実証、ドーパントの低濃度制御によるRGB同時発光による白色発光の実証、金属ドープによる発光効率の向上、材料の母材やドーパントの研究開発、ディスプレイ用高精細ドットパターンニング技術や封止技術、高速駆動方法など、多くの重要な研究開発を行い、車載用及び携帯電話用ディスプレイを世界に先駆けて実用化に成功した。これらは、近年隆盛となっている次世代ディスプレイ開発の基礎を成しており、光エレクトロニクス分野への貢献を高く評価できる。
今後、本業績を基に、大型ディスプレイの他、壁掛TVやペーパディスプレイなどの開発により、ディスプレイ産業などの発展に寄与することが期待される。
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城戸 淳二 | 山形大学 工学部
教授 |
仲田 仁 | パイオニア(株)
総合研究所
表示デバイス研究部
部長 |
當摩 照夫 | 東北パイオニア(株)
常務執行役員 |
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
グ ル | プ |
成瀬 央 | 日本電信電話(株)
アクセスサービス
システム研究所
主幹研究員 |
「光ファイバひずみ計測技術の研究と開発」
光ファイバ中のブリルアン散乱がファイバに生じているひずみによって周波数シフトすることを利用し、パルス注入したレーザ光の周波数シフトからひずみの大きさを求めるとともに、後方散乱光の戻り時間からその場所を求めることにより、構造物のひずみを光ファイバの長さ方向の分布として計測する技術を開発した。また、トンネルや河川堤防、アメリカズカップのヨットなどのモニタリングを通して、本技術が構造物のひずみを計測する方法として有効であることを実証した。現在、本技術は土木建築から航空宇宙にわたる構造物にも応用され、BOTDR(Burillouin Optical Time Domain Reflectometer)として知られている。本グループが光ファイバを用いた構造物ひずみ計測の分野を先駆的に開拓したことは高く評価できる。
今後、本技術は、構造物の安全性評価の分野、構造物製造の分野の発展にも寄与するものと期待される。
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倉嶋 利雄 | 日本電信電話(株)
アクセスサービス
システム研究所
主幹研究員 |
大野 博重 (故人) | 元 日本電信電話(株)
アクセスサービス
システム研究所 |
第18回(2002年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
野田 進 |
京都
大学工学研究科 教授
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ナノ周期構造に加工した半導体ウエハを融着積層する新規な方法で光波長帯で動作可能な完全3次元フォトニックバンド結晶を実現するとともに、欠陥の導入による光制御などの解明を行った。また、通電可能な特長を生かして、2次元フォトニック結晶によるマイクロディスク半導体レーザをはじめ、超小型の各種の光デバイスを研究開発した。本業績は、今後の高機能光デバイス製造の可能性を示し、サイエンスと光エレクトロニクスの接点としても注目できるもので、将来の光IT産業の発展に大きく貢献することが期待される。
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(グループ)
植田 憲一
柳谷 高公
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電気通信大学
レーザー新世代研究センター
センター長 教授
神島化学工業株式会社
セラミックス部材料開発課
課長
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ナノ微結晶を無圧焼結する方法により、従来、不可能であった多結晶粒界での散乱要素を自己消滅させて、光透過性の優れたセラミックの新規な製造技術を確立した。本方法により、セラミックYAGロッドで単結晶ロッドを上回る高出力レーザ発振を実現した。本業績は、単結晶固体レ−ザでは限界がある大型化と制御性の限界を打ち破って大出力化を可能とするもので、固体レ−ザの将来を塗り替えた。今後、高出力、産業用レーザ分野での貢献が期待される。
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第17回(2001年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
(グループ)
浜田恵美子氏
石黒 隆氏 |
太陽誘電株式会社
事業戦略企画部
主席研究員
工学博士
同社
CD-Rの研究に従事。
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高屈折率、低吸収係数を有する色素により記録層に干渉構造を形成するという画期的発想で、CDと完全互換性を有する有機色素使用の記録可能CD(CD-R)を開発、経済性に優れた大容量記録媒体を可能ならしめ、この分野の世界的標準技術としてCD-R自身の普及のみならず、光産業市場拡大に多大な貢献をした。
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(グループ)
粕川秋彦氏
伊地知哲朗氏
池上嘉一氏
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古河電気工業株式会社
横浜研究所
半導体研究開発センター長
兼WAチーム長。 工学博士
同社
ファイテル製品事業部
光デバイス部 部長補佐
同社
ファイテル製品事業部
光デバイス部 部長補佐
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光ファイバ増幅器の励起用レーザ(波長1480 nm および980 nm)として、独自に設計した歪補償型量子井戸活性層を導入し、結晶欠陥の少ない生産性に優れた結晶成長法を確立して世界最高の高出力動作と量産化を実現、波長多重(WDM)技術を用いた大容量光ファイバ通信システムの発展・普及に多大な貢献をした。
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第16回(2000年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
川上 彰二郎氏 |
東北大学 未来科学技術 共同研究センタ 客員教授 |
周期的構造を有するフォトニック結晶の重要性に着目し,半導体技術を応用した独自の多層成長技術(自己クローニング法)を開発,さらにその大きな波長分散性や異方性等の特性を利用する光フィルタ,合分波器,偏光素子等の新しい応用分野を拓き,次世代超小型光デバイス等の研究開発に多大な貢献をした。
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(グループ)
久保田重夫氏
岡美智雄氏
江口直哉氏
田附幸一氏 |
ソニー株式会社
執行役員
コアテクノロジー&
ネットワーク
カンパニー・
コアテクノロジー
開発本部・
久保田研究室
主任研究員
V-S2Project
主任研究員
コアテクノロジー&
ネットワーク
カンパニー・
コアテクノロジー
開発本部・
久保田研究室 課長
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ベータ硼酸バリウム単結晶育成プロセスの改善,超精密電磁アクチュエータを含む光共振器サーボ機構の開発と光学パラメータの最適化により,半導体レーザ励起Nd-YAGレーザを用いる外部共振器型第四高調波発生装置を開発し,安定かつ信頼性のある連続出力30mWの紫外波長266nmの光源を実現,光デイスクや半導体製造分野等への産業応用に多大な貢献をした。
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第15回(1999年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
石川正俊氏 |
東京大学大学院 工学系研究科 計数工学専攻 |
光・電子融合による並列処理および光インタコネクションの有効性を「光アソシアトロン」,「光電子並列マシンを具現化したSPE-U」や「超並列・超高速ビジョンチップ」等の先進的システムの実現によって明らかにし,光情報処理技術の研究開発に多大な貢献をした。
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(グループ)
太田憲雄氏
島崎勝輔氏
粟野博之氏 |
日立マクセル株式会社
筑波研究所 |
光磁気ディスクの高密度化を実現する技術として多値記録,磁区拡大再生方式「MAMMOS」を提唱,これによりハードディスクを越える大容量化への道筋を示すことで,次期メモリ技術の研究開発に多大な貢献をした。
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第14回(1998年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
荒川泰彦氏 |
東京大学 教授・工学博士 先端技術研究センタ |
量子井戸半導体レーザの原理的有望性を予言し、さらに、低次元化した量子細線や量子ドット構造による特性改善とミクロな発光機構評価の新しい手法を開拓し、光通信用半導体レーザの研究開発に多大な貢献をした。
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(グループ)
内池平樹氏
篠田 傅氏 |
広島大学 工学部助教授
(株)富士通研究所
ペリフェラルシステム
研究所 主管研究員 |
ADDRESS DISPLAY SEPARATION(ADS)方式
によるフルカラー中間調表示技術とMgO保護膜を用いた低電圧駆動方式による長寿命化技術を開発し、AC型PDPの実用化に多大な貢献をした。
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第13回(1997年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
(グループ)
水戸郁夫氏
佐々木達也氏
小松啓郎氏
山口昌幸氏 |
日本電気(株)
光・超高周波デバイス研究所長代理
同 光・超高周波デバイス研究所
光デバイス研究部研究専門課長
同 ULSIデバイス開発研究所
光デバイス開発部プロジェクト
マネージャー
同 光・超高周波デバイス研究所
光デバイス研究部研究専門課長 |
発振波長の異なる多数の半導体レーザを1枚のウェーハ上に形成する事を可能にする、狭幅選択MOVPE成長技術の開発により、波長多重光通信システム用キーデバイス研究開発に多大な貢献をした。
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(グループ)
須藤昭一氏
大石泰丈氏
山田 誠氏
金森照寿氏 |
NTT光エレクトロニクス研究所
研究企画部長
同 材料研究部ファイバアンプ材料
研究グループグループリーダー
同 材料研究部ファイバアンプ材料
研究グループ主任研究員
同 材料研究部ファイバアンプ材料
研究グループ主幹研究員 |
従来の帯域幅を大きく上回るテルライト系ガラス材料を用いた超広帯域光ファイバ増幅器を開発し、光通信システム及びネットワークの研究開発に多大な貢献をした。
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第12回(1996年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
池上徹彦氏 |
NTTアドバンステクノロジ(株)
代表取締役社長 |
光技術に係わる国際学会,国際標準化活動において指導的役割を果たすなど,世界的視野にたった活動およご光デバイスの研究を通じ,光産業および光技術の振興に多大な貢献をした。
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小池康博氏 |
慶應義塾大学
理工学部応用科学科 助教授 |
内外に先駆けて界面ゲル重合法および全フッ素化ポリマーによる集束型広帯域低損失プラスチックファイバを実現し,光通信の今後の広範囲な応用を可能ならしめた。
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第11回(1995年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
(グループ)
川西悟基氏
高良秀彦氏
盛岡敏夫氏
猿渡正俊氏 |
NTT光ネットワーク システム研究所
超高速光制御 研究グループ
主任研究員
同 超高速光制御 研究グループ
研究主任
同 超高速光制御 研究グループ
主任研究員
同 超高速光制御 研究グループ
グループリーダ |
電気信号処理の限界を越える超高速光通信技術の実現を目指し,スーパーコンティニウム光源、全光時分割多重分離技術,光タイミング抽出技術等の新技術を開発することにより,全光時分割多重分離方式による200Gビット信号の100km伝送実験に成功し、超高速信号伝送・処理技術の新たな可能性を示した。
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(グループ)
今中良一氏
竹永睦生氏
塩山忠夫氏
沖野芳弘氏 |
松下電器産業(株)
光ディスク事業部 企画開発設計 参事
同 光ディスク開発センター
企画推進グループ 主担当
同 光ディスク開発センター
デバイス開発グループ 主担当
同 光ディスク開発センター
デバイス開発グループ 副参事 |
書換可能相変化光ディスクとCD-ROM光ディスクとを同一ドライブで処理できる新技術を内外に先駆けて開発し,光ディスクの発展に多大な貢献をした。
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第10回(1994年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
(グループ)
中村修二氏
向井孝志氏
妹尾雅之氏 |
日亜化学工業(株) 第二部門
開発部 主幹研究員
同 第二部門 技術部
第一課 第一係 係長
同 第二部門 開発部
第一グループ 主任 |
MOCVD法を用いた結晶成長技術に独創的な工夫を加えることにより,発光効率が飛躍的に高いInGaAs結晶を開発し,同材料を用いて高輝度の青色発光ダイオードの実用化に成功した。この技術開発によりLEDによるフルカラー表示が可能になるなど,その波及効果は大きい。
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河内正夫氏 |
日本電信電話(株)
NTT光エレクトロニクス 研究所
光複合部品 研究部長 |
光ファイバ製造技術とLSI微細加工技術との融合により,シリコン基板上に低損失な石英系光導波路を形成し,光アクセス網の構築に向けた小型光カプラから次世代の光波ネットワークや光交換を目指した多波長合分波器やマトリクス光スイッチに至る多彩な平面光回路を実現した。
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第9回(1993年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
(グループ)
角田義人氏
前田武志氏
重松和男氏 |
(株)日立製作所 中央研究所
同 中央研究所
同 ストレージ システム事業部 |
マークエッジ記録方式を光ディスクに初めて適用し,光ディスクの記録密度を2倍以上に向上させ,次世代光ディスクの進展,標準化に貢献した。
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(グループ)
中島啓幾氏
清野 實氏
山根隆志氏 |
(株)富士通研究所
マルチメディア システム研究所
テクノロジ研究部門 主管研究員
同 パーソナルシステム 研究所
デバイス研究部門
メディアデバイス研究部 主任研究員
富士通(株) 基幹通信事業本部
光開発推進部 第二開発部 第三技術課 |
一連のTi:LiNbO3導波路デバイスの研究の末,温度ドリフト及びDCドリフトの問題も解決し実用化に貢献した。
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第8回(1992年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
(グループ)
笠原健一氏
覧具博義氏 |
日本電気(株) 光エレクトロニクス 研究所
光基礎研究部 研究課長
NEC 基礎研究所 所長 |
面入出力光電融合素子(VSTEP)の開発を通じて光情報処理技術に多大な貢献をした。
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内野 修氏 |
運輸省 気象庁 気象研究所
気象衛星・観測 システム研究部
第3研究室 室長 |
ピナトゥボ山噴火後の成層圏エーロゾルの観測を通じて,地球環境計測へのライダーの有用性を立証した。
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第7回(1991年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
大津元一氏 |
東京工業大学 総合理工学研究科 教授 |
走査型超高解像度光学顕微鏡の開発を通じて,大きな波及効果が期待できる新技術を確立した。
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久間和生氏 |
三菱電機(株) 中央研究所
量子エレクトロニクス 研究所
第1グループ マネージャー |
三次元光集積回路技術を用いた高速光ニューロチップの開発を通じて,光情報処理技術に多大な貢献をした。
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第6回(1990年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
三橋慶喜氏 |
通商産業省 工業技術院
電子技術総合研究所 光技術部
光機能研究室 室長 |
光ディスクカートリッジの規格開発において中心的役割を果たし,国際標準化に多大な貢献をした。
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(グループ)
峠 隆氏
桑原秀夫氏
近間輝美氏 |
(株)富士通研究所 川崎研究所
通信・宇宙研究部門
光システム研究部 部長
同 光システム研究部 第二研究室 室長
同 光システム研究部 第二研究室 |
位相変調に関する各種の光変復調技術を開発し,コヒーレント光通信技術の実用化に向けて,多大な貢献をした。
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第5回(1989年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
(グループ)
中沢正隆氏
萩本和男氏 |
日本電信電話(株)
茨城研究開発 センター
伝送システム研究所 光通信研究部
同 横須賀研究開発 センター
伝送システム研究所
光通信研究部 |
Erドープファイバ光増幅器の光通信システムにおける優れた特性および実用性を示し,光通信技術開発伝送に新たな流れを起こした。
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第4回(1988年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
西原 浩氏 |
大阪大学 工学部電子工学科 教授 |
回折格子を用いた光ディスク用ピックアップなどの開発により,光IC技術に新しい展開をもたらした。
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今村修武氏 |
東ソー(株) 新材料研究所 副所長 |
光磁気方式書換可能形光ディスク実用化への指針を示し,光ディスク技術全般の進展に,多大な貢献を行った。
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第3回(1987年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
伊賀健一氏 |
東京工業大学 精密工学研究所 教授 |
面発光デバイス,マイクロレンズなどの先導的研究を行い,それを通じてマイクロオプティクスの振興に大きな貢献をした。
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(グループ)
平野正浩氏
池沢直樹氏 |
通商産業省 工業技術院
電子技術総合研究所 電波電子部
オプトエレクトロニクス 研究室 主任研究官
(株)野村総合研究所
技術産業研究部
機能デバイス素材 産業研究室 室長 |
光産業市場規模の将来予測に当り,中心的役割を果たし,同産業の将来ビジョン策定に大きく貢献した。
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第2回(1986年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
(グループ)
阪口光人氏
後藤裕一氏
長島邦雄氏 |
日本電気(株)
光エレクトロニクス研究所 所長
同 C&C情報研究所 所長代理
同 C&Cシステム研究所 通信研究部主任 |
光交換方式を実証的に唱導した。
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第1回(1985年度)
受賞者 | 所 属 | 受賞理由 |
神谷武志氏 |
東京大学 工学部 電子工学科 助教授 |
発受光素子の性能限界を,物理的,技術的に論じ,応答速度,消費電力の点からも,光を情報処理に使うことの可能性を示唆した。
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島田禎晉氏 | 日本電信電話(株)
NTT通信網第一研究所
伝送システム研究部 部長 |
光加入者系のディジタル化,シングルモード化を唱導した。 |